31Jul
イソフラボンにも、種類があるのでしょうか?
イソフラボン(女性ホルモンに似た働きをすることで有名でしょう。大豆製品に含まれていることで知られていますね)は、次の二種類に分ける事が出来ます。
・グリコシド型イソフラボン
・アグリコン型イソフラボン
この2種類です。
まず、グリコシド型イソフラボン(女性だったら摂っておいて損はない成分です。むしろ、日常的に積極的に摂るようにした方がいいかもしれません)は、主に豆腐や納豆(ビタミンKやタンパク質、食物繊維などが含まれている上に、O157や病原性大腸菌、サルモネラ菌に対する抗菌作用もあるそうです)、枝豆などのたくさんある豆製品に多くふくまれているのです。
ですから、摂取が容易であるということがいえます。
糖が結合した配糖体であり、腸管から吸収されます。
一方、アグリコン型イソフラボンの場合だったら、多く含まれる食品がグリコシド型のイソフラボンよりも限られてきます。
アグリコン型イソフラボン(胸を大きくする成分、これというイメージが強いですね)は、味噌や醤油(大豆発酵食品)に含まれていますので、摂取は可能なものの、多く摂ることは困難かもしれません。
ただ、糖と分離していますから、胃から吸収されるのですので、一般的にアグリコン型のイソフラボン(胸を大きくする成分といえね、これというイメージが強いですね)は吸収が良いという事になります。
また、グリコシド型のイソフラボン(あまりにもたくさん摂り過ぎると体に良くない影響が出る可能性があるそうです)も、腸管で吸収されて腸の中の酵素(体内で化学変化を起こす触媒的な存在です。たくさんの種類があり、一種類で一つの働きしかしないといわれています)で分解されると、アグリコン型になって吸収されるみたいですよ。
ですから、サプリメント(体に何らかの問題がある方、または、医薬品を服用している方は飲むことのできないものもあります)などで補充行うのであれね、アグリコン型のイソフラボンを選んだ方が効果的といえるのです。
サプリメント(頼りすぎはよくありませんが、不足しがちな栄養素を補うことで健康を維持できるかもしれません)で補充する際は、摂り過ぎにはくれぐれも気をつけて摂取してくださいね。